今週のアロマセラピー&ナチュラルライフ

緊急特集 新型インフルエンザ(H1N1)のアロマ対策

11月5日の厚生労働省の発表によると新型インフルエンザ感染による入院患者が、7月28日以降の累計で5,000人を超え、ここにきて1週間に1,000人を超えるなど増加の一途を辿っているといいます。これまでは対岸の火事的だったヒトもだんだん罹患者が身近になってきたのではないでしょうか?
その証拠にワクチンの予防接種の問い合わせが各保健所や医療機関に殺到しているようです。しかしながら、ワクチンの確保総量は限られているため、優先順位もしかり、一般健常者にまわってくるのは随分先になりそう。
そこでセルフプロテクトとしてのアロマセラピーの提案です。
神戸のあるホテルでは新型インフルエンザの国内感染者増加に呼応し、客室内に抗ウイルス作用を持つアロマオイルを配備するなど、アロマの予防効果によせる期待が聞こえてきます。因みにこのホテルで採用しているアロマオイルとは「抗ウイルス作用の代表とされるシネオール、ピネンを多く含むユーカリを中心に、ミント、シトラス、ラベンダー、フォレストをブレンドしたもの」ということですが、ユーカリには抗菌作用はあるものの、抗ウイルス作用は報告されていないので、あくまで軽い予防措置と考えたほうがよさそう。また、新型インフルエンザ、季節型インフルエンザともに主な治療薬として備蓄が叫ばれている「タミフル」。中華料理の定番香辛料八角に含まれるアネトールを原料としたシキミ酸から複数の化学合成を重ねて造られているのですが、かといって八角をたくさん食べたから効くわけではないことも分かっています。ただ、八角はオオウイキョウ(大回香)というハーブの果実を乾燥させたもので、精油にもスイートフェンネル(フェンネルシード)、やアニス、スターアニスという種類があり、これらにはアネトール(t-アネt−ル)がたっぷり含まれているということ、知識として覚えておくとよいかもしれませんね。
 

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